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 コンビ二の店員とか、ガソリンスタンドのお兄ちゃんとか、病院の窓口の事務員とか、飲み屋のお姉ちゃんとか・・・、

 そういう自分にとって近くも遠くもない人たちと、お友達みたいに言葉を交わすのが好きなわけね。

 マジック(手品)というアイテムは、そんなお付き合いには、絶大な効果を発揮する。


 スタンドで車の窓を拭いてもらった後とか、

 コンビ二で食べ物を温めてもらってるときとか、

 「ありがとう、マジックするから、ちょっと見て」

 って、数秒で演技可能なやつを見てもらうのね。

 反応は様々なんだけど、概ね良好。

 だから、友達みたいになれるんだけど、


 そんな中でも、僕にとって、えらく目立つ行動をとる娘がいて、


 この記事のタイトルそのまんま、妙に気になっている。


 コンビ二の店員なんだけど・・・、



 ある日、

 のんびりと商品を選んでいると、いきなり横から声が聞こえてきた 。

 「こんにちは」

 驚いて振り返ると、その娘が満面の笑顔。



 あるとき、レジで順番待ちをしていると、

 その娘はカウンターにはいなくて、売り場で商品整理をしてたみたいなんだけど、

 さっとレジ裏にやってきて屈みこみ、

 置いてあったダンボール箱かなんかを開けて何かを探し始めた。

 で、突然手を止めて、瞬間こちらを振り返って、

 手を振りながら笑顔を送ってきた。

 こんなの、可愛過ぎて、心をくすぐり過ぎ。


 そんな感じのアクションが、それ以外にも度重なってるの。


 そんな行動を見せる娘なんて、これまで皆無だったわけで・・・


 えっと、その娘・・・、どんな娘かっていうと、スレンダーで色白で、目元が可愛くて、僕にとって好感度が高い。

 でも、ここが重要なんだけど、歳は親子以上に離れてる(笑)。

 たぶん、二十歳そこそこ。


 今、改めて考えてみると、

 僕のほうから「可愛い我が娘」に送るような、親愛メッセージを無意識に送っていたのかも知れない。


 正直なところ、あの「一種の好意」を感じ取れる行動を、恋愛感情に基づいたものだと、自分にとって都合よく解釈したくもなるけど・・・

 そんなこと あるわけないよね。

 もし、そうだとしたら 、

 あんなに奔放に振舞うわけないって(笑)


 たぶん、僕をお父さんのようななんでも受け止めてくれる、包容力のある存在と勘違いして、安心しきってるんだと思う。

 

 で、その後、元日、つまり昨日だね。


 その娘がカウンターにいた。


 「久しぶりですね」

 「いつもそうだよね」

 コンビ二には、そんなに頻繁に行かないのだ。


 温めを待ってる間、

 「ちょっと見てて」

 って、マジックを見せると 、

 「え? もっかい見せてください」

 「ええ? もう一回?」

 で、タネが見えないように用心しながら、よりオーバーアクションで再演。

 「わあ、すごい! また見せてくださいね。楽しみにしてます」

 って、可愛い目で微笑んでくる。
 
 こういう プラスのリアクションの大きい娘って、

 たぶん、僕だけじゃなくて、まわりにとっても、幸福なエッセンスになってるよね。

 

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  2003年。生まれ育った鹿児島にUターン。
  
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ティッシュの残が少なくなったので、補充しなきゃと思いながら家を出た。

 スーパーに行く途中でスタンドに寄り燃料を入れた。

 「ポイントがたまってましたので」

 と言いながら、店員さんがティッシュ5箱を持ってきた。

 大したことでもないけど、クリスマスにこういう偶然って、なんだか楽しい。

レジ係の娘

 行きつけのスーパーのレジ係に、動作が早くていつもエネルギッシュに仕事する娘がいて、見ているだけでエネルギーを貰えそうな雰囲気が良い。動作が早いので、他のレジより待ち客の列が多少長くても早く済んでしまう。

 また、単に動作が早いだけでなく、気さくで社交的なので、顔なじみになっているお客さんも多くて、笑顔で対応している姿をよく見かける。僕にしてもそんな中の一人で、レシートが出てくるのを待つ間、2~3の言葉を交わすのがなんとなく楽しくもある。

 そんなわけで、その娘がレジに付いているときは、そこを選んで並ぶことになる。たぶん、他にもそんなお客さんが少なからずいると思う。

 今月始め、その娘からこんな挨拶があった。

 「仕事辞めることになったんです。15日が最後になります。これまでお世話になりました。」

 レジでそんな挨拶されるのは初めてだった。

 「結婚するの?」

 「就職が決まったんです」

 「おめでとう。もし、どこかで見かけるようなことがあったら声かけてね」

 「就職先、熊本なんですけど…。あ、でも家はこっちですから」

 そんな会話を交わしてから数日後、12日だったか13日だったか、レジを終えたあと、

 「また!」

 なんて言われて、一瞬リアクションに困り、ただ笑って通り過ぎた。

 レジで「また!」なんて、面白い娘だよ。

 最終日の15日までは、まだ2~3日残していたわけだが、買う物が無ければ用も無い。用がなければスーパーに行くこともない。

 結局、その「また」という言葉が最後になった。


長野県に住んでいた頃、瞬間的にではあるが、ホストクラブで働いたことがあった。

 「えええ~~~~~~!」

 と驚かれそうだが、ホストとしてではなくピアノ弾きとして…。でも、店の雰囲気が好きになれず、すぐ辞めてしまった。基本的にノーギャラで、チップだけで稼がなければならないというのも馬鹿にした話だった。

 それを聞いたあるパブのママさんが、

 「それは余りにも失礼だよ。大したギャラは払えないけど、ウチで弾いてくれる?」

 そういうわけで、その後3ヶ月ぐらいだったかな、今度はその店でピアノを弾いた。女の子目当てで来る客が殆どで、カラオケもあり、結局そこにピアノが入り込む余地が無かった。
 その後、昼間にそこをレッスン会場として無料で貸してもらい、レッスンを行うことになった。
 CDを制作したときには、シンセサイザーによるコンサートを、2度も開かせてもらった。それも無料提供。しかも、その後、南信の伊那だったかな、知り合いのママさんに紹介してくれ、そこの常連さんを相手にコンサートを開かせてもらった。なんだか、メチャメチャ世話になったなぁ…。

 それまでは、水商売の世界とは余り縁がなかったんだけど、知り合いの絵描きさんが行きつけの店を紹介してくれたのが切っ掛けだった。

 また、それとは別に、妹が紹介してくれた居酒屋のマスターが音楽好きで良くしてくれたなぁ…。やはり店をコンサート会場として無料提供してくれて、そこでも2度ほどミニ・コンサートを開いた。

 振り返ってみると、色んな人に、散々世話になっている。思い出すと、全然恩返しも出来ていないし、これからでもなんとかお礼をしなきゃと思う。


 でも、今の介護主体の生活と比べると、遥かに自由で楽しかったなぁ…。

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