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あし@


 近くのファミリーマートで「ざぼんカップ麺」を見かけ、条件反射的に購入。


 『ざぼん』というのは、柑橘類の名前ではあるが、それとは直接関係はない。

 鹿児島の人気ラーメン店の屋号である。


   === === === === ===

 4年前、長年のブランクを経て鹿児島にUターンしたころ、熱に浮かされたように「懐かしいふるさと」を探し回った。

 その中に、「懐かしいラーメンの味」もあったのだが、それを求めて行ってみた『ざぼん』のラーメンは、期待したものとは少し違っていた。

 そういうわけで、それ以降『ざぼん』は、視界から外れていたのだが、


 カップ麺として、再び視界に飛び込んできたときは、その当時とはまたスタンスが変化していることを再認識。


 もう一度、今度はフラットな状態で、味わってみようかな。


 と思ったよ。


   === === === === ===


 ↓ 外観です。

ざぼん 外観(29%)



 スープや薬味が4袋。

ざぼん 4種類の袋(29%)



 「おといれスープ」って何やねん?

おといれ(29%)


 あ、違うか「後入れ」だった(笑)

 かやくと粉末を入れ、お湯を注いで5分待ち、

 あといれスープを加えて

 お箸でかき混ぜると…、


かき混ぜると(29%)



 出来上がり!

できあがり(29%)



 でも、これだと、あんまし美味そうに見えないので、

 どんぶりに移して、蓮華を添えます。


どんぶり(29%)


 まず最初に蓮華でスープを味わう瞬間…。これがたまらなく好きなのです。

 そして、どんぶりの重さ。これもラーメンには欠かせない要素。


 チェーン展開している『ざぼん』の中で、「与次郎店が1番美味い」との噂を耳にしていますが未体験。そのうち行ってみようかな。

 「ざぼんカップ麺」。鹿児島ラーメン特有の、あっさりトンコツ味が美味しかった!



 でもね…、

 今のとこ、

 僕にとって1番好きな鹿児島のラーメンは…。

 
 これまでに書いたことあるけど、あなたは覚えてますか?
 

 覚えてなくてもいいけど、ま、どこが1番か、ということでなしに、いろんな味が楽しめるところが、鹿児島ラーメンの魅力でもあります。

 店によって、かなり味が違います。
 ほんとに個性様々。


 今朝9時ごろ、福岡から帰省中のN君から電話。17時50分鹿児島中央駅発の新幹線で福岡へ向かうまで時間が空いたので、親友同士共通のテーマになっている「鹿児島探索」をしようという誘い。

 今、鹿児島のラーメンで最も気に入っているのが、新栄町にあるアイアイラーメンの「黒とんこつラーメン」。通常は夕方6時からの夜メニューにのみ出てくるのだが、お盆の間(13・14・15日)だけ、お昼に登場するとのことで、最初の訪問先は、迷わずアイアイラーメンに決定。

20070814220023.jpg

 まろやかで豊かな味の豚骨スープにマー油がふりかけられ、トッピングされた辛味噌が味を引き締める。麺は鹿児島では珍しい固めの細麺。
 味噌味の好きなN君も大満足。6月に行った某店のラーメンも味噌ベースだったが、
「こっちのほうが遥かに美味しい。比較にならない」
 と言っていた。これは推薦した僕も嬉しかった。

※なお「6月に行った某店」については、ここには全く書いていない。いつか再び行ってみて、美味しいと感じたときには、書いてみようと思っている。

 腹ごしらえを終えた後、指宿市の知林ヶ島へ行くことに決定。干潮時のみ、島と薩摩半島の砂浜を小道のように結ぶ砂州が現れるという不思議な島である。
 阿久根から帰る途中、串木野の「味工房みその」に寄って、まぐろラーメンを食べた。1度食べて実に美味かったので、その味を同行の親友にも体験してもらいたかった。僕自身串木野まで足を伸ばすことも滅多にないので、その少ない機会にこのラーメンを食べないという選択肢は無かった。

20070812235539.jpg


続きを読む »

 初めてのぼる屋のラーメンを食べた。1947(昭和22)年創業の鹿児島市内でいちばん古いラーメン屋である。木造2階建ての古い建物は、創業時そのままの物と思われる。県外のファンも多い。

20070809190042.jpg

■この店構えにして有名店なり。

 創業者の故・道岡ツナさんが横浜で看護婦をしていたときに、患者だった中国人料理人から、お礼としてスープの作り方を教わった。それをもとに帰郷後、試行錯誤し「のぼる屋」独自のラーメンを完成させた。

20070809190254.jpg

■大きなどんぶりにスープたっぷりの大盛りサイズで出てくる。

 スープは、豚骨が中心で、トリガラや野菜も使い(魚介系も使われていると聞いたことがある)、じっくり炊き出した優しい風味。麺は鹹水を使わない白っぽい太麺。道岡さんが鹹水嫌いで、こういう形になったらしい。太いラーメンというより、細いうどんにモチモチとした食感が加わったという表現のほうが近いかもしれない。その当時の味を、割烹着姿のおばあちゃん達が現在に至るまで、変わらず守り抜いている。メニューはラーメンのみで、1杯千円。この価格もしばしば話題になる。

 僕は、生まれてから19歳までを故郷・鹿児島で過ごしている。その間、何度となく鹿児島のラーメンを食べているわけで、その体験から何となく「鹿児島ラーメン」のイメージが形作られていた。とんこつベースの白濁したスープに白い中太のストレート麺、モヤシ、ネギ、少量のキャベツにチャーシューが2切れ程トッピングされている。僕にとっての鹿児島の平均的かつ懐かしいラーメン像は、そんなところである。
 「のぼる屋」のラーメンは、そういったイメージからはかけ離れている。鹿児島ラーメンのルーツとする見方もあるが、この独特のラーメンは、他店へほとんど影響を与えていないので「ルーツ」とは言えないだろう。それは、前日に初めて食べた昭和25年創業の「こむらさき」にも言えることで、他とは全く違う独自の麺料理という感じだ。
 
 店の雰囲気とラーメンには、何か共通の風情があるように思えた。のぼる屋が創業したのは、僕が生まれる遥か以前の昭和20年代初期。現在とでは、食習慣もかなり異なっている。料理に対して人々が求めるものもかなり違っていたような気がする。60年間も同じ味を守ってきたラーメンを食べながら、戦後間もない鹿児島を想像し、不思議なタイムスリップ感に取り付かれていた。麺もスープも、一口で鮮やかな印象を残すような強烈な個性をアピールしてはこない。あっさり味のスープは、地味でまろやかな中から、じわっと豊かな自然の旨みが伝わってくる。
 決して綺麗とは言えない古い店舗で、メニューは1杯千円のラーメンのみという、商売としてはかなり難しい条件の下で、時代の変化という潮流に呑み込まれることなく人々に支持され続けてきた事実に対して、敬意を払わずにはいられなかった。
 鹿児島ラーメン『豚とろ』のカップ麺が、ローソンから発売になるという記事を書いたものの、うっかりしているうちに発売開始の6月26日を1週間も過ぎている。そのことを思い出して、近所のローソンに行ってきた。入り口をはいると、レジ前に山積みされている光景が目に飛び込んできた。やはり目玉商品と考えているらしい。

 20070704181242.jpg

 発売元エースコック。1個365円。
 その値段から、本物の豚とろチャーシューが入っているのかもと思ったが、予想は半分当たって、液体スープとかやくの他に、もう一つ「レトルト調理品」というパックが入っていた。「半分」当たったと言ったのは、豚とろチャーシューではなく、柔らかく煮込んだチャーシューが入っていたので…。

20070704181252.jpg

 レトルトパックには「フタの上にのせてあたため、お召し上がりの直前に入れてください」と書いてあるのに、カップ側面には、「あらかじめレトルト調理品を袋のままお湯で2分ほど温める」と、違うことが書かれている。僕はカップ側面の方式を採用することにした。

 お湯を注いで待つこと4分。液体スープを入れてかき混ぜたあと、柔らかいチャーシューを乗せて出来上がり。

20070704181310.jpg

 カップ麺としては最高級のノンフライ麺。こってりトンコツ味のスープはカップ麺の域を越えている。塩味が利いていて、個人的にはもう少し控えめのほうが好きだが、それは人によりけりというものだろう。
 365円の「高級カップ麺」。その値段に応えるだけの内容ではある。お薦めできますよ。


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