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様々な時代の6人の演奏を聴き比べ。

アルフレッド・コルトー(1877~1962)



ラファウ・ブレハッチ(1985~ )



シューラ・チェルカスキー(1909~1995)



エフゲニー・キーシン(1971~ )



セルジオ・ティエンポ(1972~ )



マルタ・アルゲリッチ(1941~ )





 好き勝手に感想を述べてみます。

 まずコルトーの演奏。
 古き良き時代の端整な演奏という印象。知的にまとめられていて、落ち着いて聴けます。

 次にブレハッチ。
 6人の中では一番若くて、現在(2008年)23歳。
 ショパン・コンクールで優勝した人なのですが、この演奏に関しては、なんかショパンらしく聞こえないなぁ…。まるで、ツェルニーのエチュードを聴いているような感じ。わざとそんな感じに弾いてみた? 

 チェルカスキーの演奏は、極端に遅いテンポから始まります。その後、起伏に満ちたロマンティックな表情を見せ、最後はテンポアップしてダイナミックに終わる。チャーミングな演奏だ!

 後半の3人(キーシン、ティエンポ、アルゲリッチ)は、短距離走者のように、速度を競い合っているかのような演奏です。

 まず、キーシン。
 具体的なデータが無いのだけれど、姿を見る限り、かなり若い頃の演奏。求道者のように無心に何かを追い求めているような雰囲気があって、僕のような軽い人間にとっては、なにか聴いていて辛くなります。

 そしてティエンポ。
 キーシンより1年若い。
 ピアニストとしてはキーシンと同等かそれ以上の能力を持ってる人だと思うのですが、そのラテン系の陽性のキャラと演奏ぶりが、深遠さを尊ぶクラシック音楽の世界では、常に思いつめたような緊張感を漂わすキーシンの存在感と比べると、ずいぶん軽んじられてきたように思います。
 キーシンの演奏と、その速度感においては似ているのだけど、そこから感じられる印象はかなり違う。 なんていうかね…、才能ある若者が、「弾けることの喜び」を感じながら、伸びやに弾きまくっているという感じ。そこには、「深み」は感じられないのだが、(録画時はたぶん)10代のピアニストが、チェルカスキーみたいな演奏をしたら、ちょっと気持ち悪いかも。

 最後に、アルゲリッチ。

 この人のピアニストとしての奇跡的な能力は、この世から微妙にはみ出しているのではないかとさえ思えてきます。
 
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 28歳の時から、長野県上田市に移り住み、ピアノを教え始めた。それまで、古典音楽をどう弾くかということに意識が強く向かったことはなかったのだが、必要にせまられてピアノの演奏法に関する書籍や、様々なピアニストの録音を買い漁るようになった。

 モーツァルトのピアノ曲の録音に関しては、まず最初に惹かれたのが内田光子さんの演奏だった。1音1音の粒立ちがはっきりしていて、フレーズの1つ1つに煌くような個性があり、内面から強烈に照射されるエネルギーに感銘を受けた。

 内田光子さんの演奏によるモーツァルト楽曲が、YouTubeに1曲だけアップされている。クラシックに興味の無い人も、チラッとでも聴いてみてください。もの凄い集中力から繰り出される類稀な音の魅力が感じられます。

■モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271

第1楽章


第2楽章(part1)


第2楽章(part2)


第3楽章


※内田光子
 ショパンコンクール第2位という、日本人最高位を射止めた後、日本を出てイギリスに移住。ロンドンに定住して、世界的に活躍している。ザルツブルグ音楽祭など、欧米の一流の音楽祭の常連に名前を連ねる。

 内田光子の名前を世界的に高めるきっかけとなったのは、W.A.モーツァルトのピアノ協奏曲とピアノ・ソナタの全曲録音である。その成功を引っさげ、モーツァルト没後200年にあたる1991年に、サントリーホールでオール・モーツァルト・プログラムによるリサイタルが数回にわたって行われた。
 ピアノという楽器名は、Pianoforteの後半を端折ったものだということは、一般的に知られているのではないかと思う。ピアノ以前の鍵盤楽器チェンバロが、鍵盤へのタッチによって強弱表現ができなかったのに対し、新たに開発されたこの楽器は、それが出来た。そこで、まさしく「弱く、強く」という意味の piano とforte というイタリア語を組み合わせた名前になった。

 のであるが…、

 実は、後にPianoと呼ばれるようになる楽器の先祖がこの世に登場した頃は、pianoforteではなく、前後が逆の fortepiano と呼ばれていて、そして音色も、現代のピアノとは大きく異なっていたという事実は、クラシック音楽に興味の無い人には、あまり知られていないのではないだろうか?

 ピアノという楽器がこの世に登場し、改良を重ね、現在のような音を出すようになるのは、リストやショパンの時代からで、ベートーヴェンの時代までは、現代のピアノとは全く違う音を出す、別な鍵盤楽器だったと言えるかも知れない。

こちらからフォルテピアノの演奏動画を見ることができます

 ブラームスの後期ピアノ小品集の中でも「6つの小品Op.118」は人気が高いが、6曲中、単独で演奏されることが最も多いのが第2曲、間奏曲イ長調。
 60歳の時に作曲されたこの曲は、穏やかな哀愁に満ちたメロディーの中にも、若き日の憧れや苦悩などを回想するかのような強い情念を感じさせ、深い感動を残す。

 これまで聴いたCDの中では、アファナシエフの1音1音に思いを込めたような演奏が最も好きで、ヴェデルニコフの堂々とした演奏や、瑞々しいグリモー、柔らかく甘いルプーの演奏などがそれに続く。

YouTubeで見つけたルガンスキーのこの演奏も良いなぁ。


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 長野県に住んでいたころ加入していた「室内楽を愛する会」の企画で、ピアニスト三舩優子さんのリサイタルが開かれたことがあった。その時のプログラム1曲目がスカルラッティのEdurのソナタ K.380で、それがこの曲を聴いた最初の体験だった。冒頭の特徴ある主題が高音域で鳴らされた途端、その美しい音色に惹き込まれてしまった。

 ドメニコ・スカルラッティは、バッハ、ヘンデルと同じ1685年に生まれているので、チェンバロのために書かれた曲なのだが、現代のピアノとの相性が良く、ピアニストの繊細なタッチが見事に生きてくる。技巧的には難しくないのだが、多くのピアニストによって弾かれてきた人気曲。

 スカルラッティのソナタは、古典派以降のソナタ形式を含む複数楽章からなるものと違い、単に器楽曲という意味。単一楽章で余り長くなく、楽譜にして4ページほどの気楽に楽しめるものが多い。
 作品番号のK.はカークパトリック(Karkpatrick)、L.はロンゴ(Longo)の頭文字。ベートーヴェン以降、作曲家が自ら作品番号を付けるようになったが、それ以前の作曲家については、研究家によって整理番号が付けられている。スカルラッティの場合、2種類の作品番号が付けられているが、最近では新しく整理されたカークパトリックによるものが使われることが多い。

 動画は、ロシアの巨匠ホロヴィッツの演奏で、ト長調K.55と続けて2曲聴かれます。


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