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あし@


積乱雲(30%)


 日中、外を歩いていると、どんどん汗が流れます。

 
 上空で遊ぶ積乱雲を、自由に体内に呼び込めたらいいのに・・・

と 思ってしまいます。


 
  
   私は風 


        私は海


     私は空  


   
        私は星 



    この酷暑の中では、意識も無防備になっちまうよ




      

加治屋町1(30%)


 鹿児島市加治屋町。

 写真中央やや右寄りに、維新三傑のうちの2人、西郷隆盛と大久保利通誕生地への案内板が立っています。この矢印の先50メートルほどのところに、西郷隆盛生誕地、大久保利通生い立ちの地(生誕地は高麗町)、維新ふるさと館などがあります。

 そして、この案内板の立っている場所。実は、ここが当ブログ運営者「めどう生誕地」なのです。

 写真、少し引いてみましょう。

加治屋町2(30%)


 駐車場に車が1台停めてある喫茶店。ここにかつて材木屋さんがあって、その2階がアパートになっていたのです。

 ここが自分の生誕地だと知ったのは、ほんの最近のことで、それまで「鹿児島市加治屋町で生まれた」という以上に詳しいことは知らずに生きてきました。生後4ヶ月で鷹師町に引っ越したため、何の記憶も残っておらず、しかも28年という長い間鹿児島を離れていたので、確かめる機会もなかったというわけです。

 ― その場所を正確に知りたい。

 それほど強い気持ちがあったわけではありませんが、どうでも良いというわけでもなく…、自分でもそのあたりが良くわからないのですが、両親から情報を得てその場所を絞り込むまでの過程は、十分楽しめました。


 *バイク屋さんとの会話

 「あの、つかぬことをお伺いしますが…」

 「はい」

 「昔、ここは材木屋さんだったのではありませんか?」

 「いえ、隣です。こちらが材木屋さんでした。『浜平材木店』という…」

 「そうでしたか! 私はそこで生まれたんです。2階を間借りしてたらしいてす」

 「ほう!」

 
 両親の口述の内容と、バイク屋さんの証言が一致した瞬間は、ちょっとだけ胸が躍りましたよ。
 相手はETではない。

 だが、現在の僕にとっては、それ以上に遠い空間の生き物かもしれない。

 本日夕方、ある会社の出入り口に向かって歩いていると、玄関の外に、女子高生たちが5〜6人たむろしていた。
 携帯電話を片手に画像やメールを送受信してながら、なにやら大声をあげて盛りあがっている様子だった。
 どこの高校の制服なのかは知らないが、あまりお行儀の良くないその集団のすぐ横を通り抜けなければならない。正直言って、あまり良い気持ちではなかった。

 すると、その集団の中の1人。

 「うるさくてすみません」

 意外なひと言だった。

 その場を思い出してみると、僕の歩行が、彼女たちのそばで少しばかり速度アップしたように思う。その様子から内心を読み取ったのかもしれない。そうだとすると、なかなかの観察眼である。あっけらかんとした口調だったが、反抗的な嫌味は感じられなかった。

「元気で良いよ!」

 そう言って返すと、弾けるように笑い声があがり、

「がんばってください!」

 明るい声が返ってきた。

 「ども!」

 と、最後にひと言。

 ただそれだけの会話。

  ***

 アイツら、ああ見えて、自分たちだけの世界に浸りきっているわけでもないんだな。

 彼女らが実際はどんな子供たちなのかは知らないわけだが、たぶん色々と悩みもあり、彼女たち自身も大変だろうし、学校の先生もまた大変だろうなぁ…、などと、ふと想像してみたり。

靴を選ぶ

 靴を買うときは、いつも手間取る。顔形が人それぞれであるように、足の形も百人百様、誰にとっても靴選びは大変なのかもしれないが、たぶん人様より靴探しには苦労しているのではないかと思っている。僕の足は、幅が広い上に指が太く、まるで白土三平が描く少年忍者「サスケ」の足みたいな団子状なのである。

 長野県に住んでいた頃は、馴染みの靴屋さんがあって、いつもそこで買うことにしていたが、鹿児島にUターンしてからは、あまり熱心に探していなかったこともあって、そのような店はまだ見つけられずにいた。
 そんなわけで、前回スニーカーを買い求めたときは、ホームセンター行き、EEEサイズのモノを購入したのだが、結果は失敗だった。
 いくつか試着してみた中で、最もフィット感のあるものを選んだつもりでも、ちょっと履いてみたぐらいでは長時間歩行による影響までは分からない。連日歩き回っているうちに、第2指の裏側にマメが出来、第5指は激痛に見舞われた。それでも我慢して履き続け、3ヶ月かけて履き慣らした。靴のほうも型崩れしたが、足のほうでも靴の形に合わせて無意識に指先を窄ませる技を習得してしまったのだ。

 その靴も、とうとう底に穴が空き、次代靴を買うことと相成った。

 前回購入時とは違って、今回は、ちょっと印象に残っている靴屋があった。

店構え(30%)


 西田本通りに面したこの店。「大サービス」と手書きされた短冊がぎっしりと並び、所狭しと並べられた商品にも手書きの大きな値札が添えられている。店主さんのものすごいエネルギーが漂っていて、1度見ただけで忘れられない店になっていた。

商品陳列(30%)


 *** *** *** *** ***

 「こんにちは。はじめまして!」

 そう言って入ってゆくと、店主さんが笑顔のお出迎え。

店主さん(30%)


 スニーカーが欲しい旨と、足の形状、用途について説明すると2〜3の候補品を出してきて、その中でも「昨日入ったばかり」という、一流メーカー製でスポーツ用の一品を勧められた。試し履きしてみると、実に感触が良い。形状だけでなく通気性にも考慮してあり、蒸れないのだそうだ。少しゆるめだったので、中敷をサービスしてくれた上に、価格は定価の2割引き。
 大型店やデパートよりも安くしてあるので、遠方からのお客さんも多く、中には指宿から来るお医者さんもいるのだとか…。

 創業80年。東京から呼び戻され、いやいや継いだ2代目なのだと、面白おかしく話してくれた。

 ほんのちょっとの時間だったが、なんだか愉快な気分にさせてもらった。歩くのがつらかった先代靴とちがって、今後は歩くのが楽しみだ。

 そんなわけで、この靴屋さんには、これからも何度も行くことになるでしょう。

  鹿児島市西田2丁目4-2  
  有村履物店. 電話 099-254-7949.

      ※宣伝料はもらってませんよ(笑)

桜島の見える部屋

 鹿児島のある街を歩いていたときです。大きな写真が目を引きました。新築マンションの宣伝看板です。


マンションの宣伝看板(30%)


 たぶん、この写真は合成だと思われます。 人との桜島の大きさのバランスや、桜島を見上げるようなアングルが不自然です。 こんな景色は、錦江湾に浮かんだ船の上からでなければ見えません。

 でも、僕はこの写真が嫌いではないのです。制作者の気持ちが伝わってくるからです。

 海から突き出ている桜島は、背景が空、前景は海のみ。空気の澄んだ日などは、こちらの視線を独り占めにして、ごつごつとした岩肌が迫力を持って迫ってきます。感動を胸にシャッターを押し、出来上がりを楽しみにしていると…、写真の中に縮小された姿からは、その雄大な存在感が抜け落ちてしまったようで、がっかりしてしまう。

 そんなことが多いのですが、この宣伝用の写真は、実際に目にしているときに「感じるもの」を巧みに表現した芸術作品だと思えるのです。


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