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それぞれの朝


 細い通路とか、行き先の見えない長く曲がった道などを見ると、用も無いのに、誘われてその先に行ってみたくなる。


 通りがかりの道沿いにあった古いマンションの出入り口が、ちょうどそんな感じに見えて、そこで暮らしている人たちが朝に出会うときの視界の変化を、逆に辿ってみたくなった。


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エレベーターを降りて、今日1日のことを考えながら、集合ポストの横をすり抜け、


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そのまま真っ直ぐ外へと向かい、


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見慣れた街の風景と出会う。


いつも、こうやって1日を始める人がいる。

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裏通りの鳥居

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 それは、何の変哲も無い殺風景な裏通りに立っていた。角を曲がったときに、コンクリートの地肌を晒した鳥居が突然現れたときには驚いた。向こう側にはNTTのビルが建っている。まさか、それを祀ってあるわけでもなかろう。鳥居の古びた様子から判断しても、NTTのビルが建つ遥か以前に建立されたようだ。右端の写真は、NTT側から見た様子だが、こちらにも神社らしきものは見えない。

 ― いつ、誰が何を思ってこんなところに鳥居を建ててしまったのだろうか? 

 その近所に住んでいる方に事情を訊いてみたところ、答えは簡単に得られた。ここから少し離れた所にある松原神社の鳥居なのだそうだ。

 ― 何故、神社から離れたこんなところに…?

 そう思って尋ねると、その昔、この道路は神社への参道だったのだそうだ。NTTのビルが、かつての参道を遮る形で建ってしまっているのだ。その結果、取り残された鳥居が、ほぼ誰にも顧みられることも無く、かつての威光をすっかり失い、手入れされない哀れな姿を晒し続けているのだ。
 不思議がって尋ねてくる僕のような人が、けっこういるらしい。

 それにしても何故? 参道を潰したときに、どんな事情があって鳥居だけを残したのだろう?

おめでた

 ミクシィの鹿児島弁コミュニティに、方言に関する面白い書き込みがありましたので、書いた方にご了承いただき、ご紹介させていただくことにしました。
 書かれたのは大阪在住の主婦の方で、内容は、ご本人と義理のお母様(80歳)との会話。義理のお母様は鹿児島出身で、この10年ほど同居されているそうです。

義母「あたや はんに 頼みがあっと」
私 「え、なんですか?」
義母「そいがな 思い出せんと」

  ~ しばしの間 ~

義母「おめでた!」
私 「誰が? ○○さん?」
義母「うんにゃー。あたいがおめでた」
私 「えーーーっ! お母さんがおめでた? どういうことなん?」
義母「あたや はんから 財布を 買(こ)てもろと思て」
私 「それとおめでたとどんな関係があるの?」
義母「おめでたからよ はんな ふが良かでな 春に ふの良か人から財布を 買てもろたら あたいも 良かと思ちょったとこ」
 
  *** *** *** *** *** *** 

 会話の噛み合わない原因は、「思い出した」が鹿児島弁では「おめでた」と発音されることに因っています。

 鹿児島独特の音便化の1つに、(oi)→(e)があります。

  来い(koi) → け(ke)
  太い(futoi) → ふて(fute)
  樋の口(toinokuchi) → てのくち(tenokuchi)

 これらの例と同様に、「思い(omoi)」は「おめ(ome)」となります。
 「思い出した」の「出した」は、少し違う言い回しで「出た」と表現されるのでしょうか(こちらは僕の仮説です)。
 
 上記の会話を共通語訳すると、次のような感じになります。

義母「私は あなたに お願いがあるんだけど」
私 「え、 何ですか?」
義母「それがねぇ、思い出せないのよ」

   ~ しばしの間 ~

義母「思い出した」
私 「(てっきり『おめでた』だと思って)誰が? ○○さんが?」
義母「いや、私が思い出した」
私 「えぇ~ お義母さんがおめでた!! どういうことなんですか?」
義母「あなたから財布を買ってもらいたいと思ってね」
私 「(勘違いしたまま)それとおめでたとどういう関係があるの?」
義母「思い出したからよ。あんたは福運の付いてる人だからね。春に運の良い人から財布を買ってもらうと、私も良く成ると思っていたところだったのよ」

 しかし、お母さんから「あたいがおめでた」と言われたときには、さぞかし驚いたことでしょうね。


※付記
 今回、鹿児島弁の音便化について調べているうちに、ひとつだけ新たに気付いたことがありました。
 鹿児島では「疲れていてキツイ」という意味の「てそか」という言葉があります。言葉の成り立ちについては知らなかったのですが、「大層だ」が変化したものだということを、本日初めて知りました。

 鹿児島弁には、(ai)→(e)という音便化も存在します。

 貝(kai) → け(ke)
 大根(daikon) → でこん(dekon) 
 大概(taigai) → てげ(tege)  などがその例です。

 この法則にしたがって、大層(taisou)→ てそ(teso)となり、「大層だ」は「てそか」となるわけです。

今日出会った木

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  背後に竹林を従えて立っていた。

  その立ち位置と枝ぶりが目に入った途端に、

  何か懐かしい感じがした。

  なぜだろう…。

  しばらくぼ~っと見ていたら、

  なんとなく、その理由が見えてきた。


            (日置市伊集院にて)

春乱瞞?

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 出水に飛来した鶴がまだ北帰行していない。

 そんな話題がラジオから聞こえてきたときは、一瞬びっくりした。こんなに暖かくなったのに、そのまま居て大丈夫なのだろうか? その後に続いて、こんな説明が聞こえてきた。

 昨年の北帰行は2月2日、一昨年は2月11日なので、今年だけ特に遅いということはない。

 ― そうか…、2月初旬と言えば、真冬だよな…。

 昨日今日と、鹿児島の最高気温は20℃を越えている。4月中旬並みの暖かさ。しばらくぼんやりと考え事などしていると、今が1年の中のどの当たりなのかすっかり忘れそうになる。今日など、もう完全に春の陽気だった。寒波がやってきてから、まだ何日も経っていなかったんじゃないだろうか? 一体それから何日が経過したのか…、その記憶さえ覚束なくなるほど寒暖の差が激しい。これで週末になると、また平年並みに戻るのだそうだ。三寒四温という言葉は昔からあるにはあるが、この変化は、その概念に収まらない。真冬の中に、春の陽気を無理矢理ねじ込んだみたいな急激な変化に、体も頭も攪乱されてしまう。額に汗を滲ませながら、「これからまた寒くなる」という声を聞き、騙されているみたいな妙な気分になる。

 ところで、この暖かさの中で、鶴がなぜ飛び立たないのか…。その理由は季節外れの春霞なのだそうだ。飛び立っては、上空の見通しの悪さで帰行を断念し、また大地に舞い降りるという行動を繰り返しているようなのだ。鶴にとって方向を知るためには、視界の見通しの良さが必要条件らしい。

 写真は、昨日姶良町に行ったときに撮ったもの。暖かさまでが写っているように感じられるのは、思い込みのせいだけではなさそう。上から3枚目の写真は白菜の花だろうか? ミツバチが何匹も群がっていたのだが、写し取れたのは1匹だけだった。

桜島 別府川


  用事があって、久しぶりに姶良方面へ行ってきた。


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 御馴染みの桜島。
 鹿児島市方面から見ると台形に見えるこの火山も、北上するにつれ姿を変える。
 これは竜ヶ水付近からのアングル。
 霞のかかったこんな桜島も良い。


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 加治木町を流れる別府川の河川敷に初めて降りてみた。
 このところ甲突川ばかりを見ていたので、川にも個性があることを久々に思い出し、ゆったりとした流れにしばし見入った。
 付近で3人の釣り人が、糸を垂れていたが、全く吊れないとぼやいていた。


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 河川敷より見上げる。
 この向こうは堤防道路。


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 堤防道路を歩いていると、変わった形の州が目に入った。静かな流れの中で、なぜあのような形になったのか不思議な感じがした。近寄って見ることができると謎も解けたのかも知れないが、橋まで遠く、対岸に回るだけの時間的ゆとりが無かった。


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 暖かく風の無いおだやかな日だった。
 土と水と草のにおいが心地よかった。
 
 ブルグミュラーの『25の練習曲』は、数あるピアノの初歩教材中でも、人気の高い部類に属するが、余り好意的でないレビューを見たことがある。「音楽史上において一流とは言えない作曲家の書いたものなので、同程度の難易度であれば、一流の作曲家であるシューマンが書いた子供用の楽曲などを与えるほうが良い」といった旨のことが書いてあった。
 だが、この『25の練習曲』は、難しい技巧を要しない曲集の中では良く出来ている。音楽的に魅力的な曲が多く、「歴史的に重要な大作を残していない」という理由だけで軽視する必要は無いと思われる。

 ということで、1曲目の「素直な心」について少々。

 16小節の単純2部形式+コーダ6小節。1ページ内に収まる短い曲で、バイエル教則本の中程度のテクニックで弾きこなせるが、その中には小さなドラマが構成されており、ささやかな感動を体験することが出来る。
 全体を通して8分音符単位の動きで貫かれており、その平坦なリズムが「素直な心」というタイトル通りの雰囲気を漂わすことに繋がっている。
 この曲の中心的なモチーフは、曲頭に現われる「ソミレド」。この音型が全体に繰り返し現われ、曲としての統一感が図られている。シンプルだが、私はこの音型に愛着を感じている。
 この曲の冒頭を見ると、いつもグリークの管弦楽組曲『ペールギュント』の1曲目「朝」の冒頭を思い出す。ホ長調とハ長調という調の違い、テンポの違いはあるが、「ドレミソ」という、第4音の含まれないペンタトニック的な音列の使用と、平坦なリズムという点で共通しており、牧歌的な感じがするのがその理由。2小節目ですぐに「ファ」の音が出てくるので、作者は特に「ペンタトニック」に対する拘りは無いと思われるが、不安定で人工的な匂いのする第4音「ファ」が省かれた「ドレミソ」という音列は、有機的な安定感を感じさせる。ちょっと大袈裟な言い方のように感じられる方もいらっしゃるかも知れないが、この第4音の無い音列から成るテーマは、106曲もあるバイエル教則本の中に1曲も見当たらないのである。
 子供に教える場合、ペンタトニック(五音階)云々を口にする必要は無いが(と言うか、そんな言葉を使うと徒に小難しい印象を与えるので、避けた方が賢明)、そこから醸し出される魅力には是非とも気付いて欲しいと思う。歌的なメロディーではなく、器楽的な音型なので、弾き方によってはギクシャクとした固い響きになってしまう。ブルグミュラーが、冒頭にdolce と書き込んでいる気持ちがなんとなく分かるような気がする。
 では、どうやって教えたら良いのか…。それはもう教える側が柔らかい表情で弾いてみせることと、「柔らかくて素敵だね」等の言葉を用いて半ば暗示にかけるのが手っ取り早い。教える対象が子供であれ、大人であれ、その曲の魅力を範奏と言葉で繰り返し伝えることは大事なことだと思う。

 左手によって低音で奏される全音符の三和音は、この難易度の曲集では余り見かけない。
 低音で3度という近接した2音は、響きがにごり易く、和声学では、これ以上低い音域で3度を響かせることを禁じている。そのギリギリ限界がこの高さなのである。演奏経験を積んだ人ならば、この低い音域の和音を響かせる場合、ほとんど無意識のうちに、メロディーに対してどの程度の音量にするかをコントロールし、第3音、第5音の音量を抑えて、響きが濁らないように注意深く打鍵する。初心者にとっては、それも課題のひとつになるだろう。

 冒頭2小節で気付かせたい要素が、もう1つある。それは、低音の三和音と、高音で奏されるメロディーとの音域の広がりである。最初に鳴らされる右手のG音と、バスのC音との間には、実に2オクターヴ半の開きがある。そのことによってもたらされる広々とした情感にも、積極的に耳を傾けるようにしたい。

 以下、長くなりそうなので、今回は、ここまで。

    「すなおな心」 その2



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 (「その1」の続きです)

*1~4小節
 常にバスが主音を鳴らし、ゆったりと安定している。2小節目だけが下属和音に移行するが、すぐまたⅠ度へと戻る。実にシンプルだが、2小節目頭で曲中の最高音Cを鳴らす瞬間は、直前のCからのオクターブの跳躍もあり、大きな背伸びをしたような伸びやかさがある。ここでその広がりを感じることは、大切なこと。

 2小節目には記号によるデクレッシェンドが書き込まれているが、ここは「だんだん弱く」という意味より、小節頭のほうを強くという意味に解釈したほうが良いだろう。2小節目を除くと、右手で奏されるメロディーの動きは、ほぼC~G間を上下動。動かないバスとともに水平に安定した動き。

 1~2小節と3~4小節を比較すると、明らかに1~2小節に重心がある。右手で奏する音型の処理、音域の広がり、左手で奏する和音を、4小節のみで打ち直さないことなどがその具体的な理由。

*5~8小節
 5小節目からは、4小節までの「動かないバス」が動き始め、右手の音型にも変化が現れる。メロディーは、4小節間でGからオクターヴ下のGへと傾斜してゆく。5小節目に cresc. が書き込まれているが、右手の動きは、上行ではなく下行。ごく普通には、音が次第に高くなるにつれクレッシェンドさせる。ここではなぜ下行してゆく動きに cresc. が書き込まれているのか、生徒に考えさせるのも良いと思う。これは、もちろん7小節目の転調へ向けての cresc.。転調という小さな「事件」をしっかりと見据えてクレッシェンドさせたい。Gdurに転調しての完全終始は、文章に例えるならば「句点」であることもしっかりと押さえたい。

*9~12小節
 メロディー主体の8小節目までに対し、ここはメロディーの「流れ」よりリズムが勝った「動き」の部分。9~10小節をそのまま11~12小節でも繰り返す。左手の動きが8分音単位となり、曲想を支える基本的なリズムも変わる。8小節目までは、左手の動きが全音符単位で、3拍目にアクセントが付かないが、ここからは、2拍2拍4拍(ターン・ターン・ターアーアーアン)というややりズミックな動きが中心となり、3拍目にアクセントが付く小節と、そうでない小節が交互に現れる。そして、それはエンディングまで変わらない。この基本リズムの変化については、何となくではなく、しっかりと意識した上で表現に活かしたい。

 (つづく)

         「すなおな心」 その3


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画期的発明品

 知り合いが面白いものを見せてくれた。
 見た目は普通のコピー用紙である。特筆事項はコピー機を必要としないこと。コピー元の印刷物とぴったり合わせ、その上から手のひらで押さえていると、そのコピー用紙に、コピーされた黒い図柄や文字が浮かび上がってくるのである。

 「え? なんで? これ、印刷物のインクに反応してるわけ? それだけ微妙なものに反応するんだったら、使用前に白いままで保存されてるのが不思議だよね? 手のひらの熱も化学反応のための必要条件なんだろうか? こんなものができたなんて驚き!」
 「いや、俺もまだこれを知ったばかりでよく分からないんだよ」
 「しかし、反応にちょっと時間がかかるね。これだったら、普通の白黒コピーのほうが早いよ」
 「そう思うでしょう? だけど、いつもデスクにストックしておけば、コピー機までの往復時間や紙、トナーの補充などの手間が省けるし、消費電力の節約など、総合的に見てメリットが多いという実験報告があるんだよ。ただし、複数コピーの場合は別ね。それだとちょっと時間と手間がかかり過ぎ。だから、ほら、商品名は『手軽に一枚コピー用紙』になってる」
 「なるほどね…。だけど、よくこんなものを作れたねぇ。信じられん」

 今朝見た夢である。
 どうも夢のメカニズムというのが分からない。自分の脳内で展開されているので、当然自分で発想しているはずなのだが、こんなコピー用紙の存在など、それまで全く考えたことも無かったし、欲しいとも思わない。完全に夢に裏をかかれている状態なのだが、何でこんなことが起こるのか?
 もしかして、夢の中には、混信電波みたいに外から何かが飛び込んでくるものがある? いやいや、本気でそう考えるわけではないが、そう思いたくなるほど、「他人の発想」的な夢を見ることがある。
 聞き覚えた言葉を、間違って使っていることが、自分でもこれまで全く無かったわけではないです。しかし、インターネットを使うようになってから、一般の人々の書き込みを目にするようになり、そんな自分が想像もしていなかった間違いに遭遇することがあります。しかも、その間違った言葉を検索してみると、その間違いがけっこう広く使われているケースがあったりして二重に驚くことも…。
 今回は、そんな中から「うろ覚え」の間違いを取り上げてみます。

「うろ覚え」のヒット数  2260,000 
「うろおぼえ」のヒット数  229,000

 それに対して
「うる覚え」        235,000
「うるおぼえ」        36,800

 けっこうな数でしょう?
 でも、この中には「間違いの例」として取り上げているサイトも混ざっています。

 そこで、

 「うる覚え 間違い」「うる覚え 間違って」で検索をかけてみたところ、それぞれ
  80,400  48,100 
 合計128,500 がヒットしました。

 間違って使っている人と、その言い間違いに興味を持っている人が、ほぼ同数存在するということでしょうか。

その他、「うろ覚え」の間違いとして、以下のような例が見付かりました。

●ウル覚え    27,300
●売る覚え   599,000
  文例
 *覚えたのはいいものの、売る覚えぐらいしか(笑)
     ↑笑ってる場合じゃないと思いますよ^^;
 *どの歌番組だったかは記憶が売る覚えだけど、
 *恥ずかしながらまだ売る覚えのところがあるので
 *思い出しながら、日記かいてるので売る覚えです
 *売る覚えなので間違っているかも
 *とりあえず前に出て顔を売る。覚えてもらってなんぼの世界です!!

 文例を見ると、最後の1例を除けば、明らかに「うろ覚え」のつもりで使っていますね。

 他にも、こんな間違いが見付かりました。

●うら覚え     912
●裏覚え      684
●うらおぼえ    175
●うら覚え       8

 こんなこと調べてる僕も、よほどの暇人ということになりますが(笑)


 以下、他の間違い言葉をご紹介。

まがいなりにも
まぎわらしい
基ずく
完壁
二層式洗濯機
敬省略
確信に迫る
助骨
息投合
~と思いきゃ
投げ槍な態度
一年発起
成せば成る 
人間ドッグ
発砲酒
グラウンドピアノ
フレシキブル
エグニマ
バングラディッシュ
ブタペスト
光化学スモック
せちがない

500円硬貨

 誰でも知ってるかと思ってましたが、周囲の人々に訊いてみるとけっこう知らない人が多いので、ここに書く決心をしました (とはちょっと大袈裟ですが(笑)

 新しい500円硬貨の「0」の文字を、斜め下から覗くと (かなり傾けてください)、縦書きで「500円」と浮かび上がります。
 (「その2」の続きです)

*9~12小節 (この部分については、前回書いたものを書き直しました)
 冒頭で鳴らされる主動機を繰り返し鳴らし、統一感を保ちながらも、それ以外の要素において、8小節目までとは対照的に出来ている。

 1~4小節では、バスが低音域の主音にどっしりと留まり、7~8小節で属調ト長調へとすべり込む。旋律は吹き渡る風のように長い呼吸で、立ち止まることを忘れたかのように歌い続け、その動きは1オクターヴ半という広い音域に渡る。
 それに対し、ここではまずバスが5度上の属音Gから開始される。たっぷりと長い響きの三和音ではなく、8分音符で動く軽やかな単音奏で、属音Gから主音Cへと小節ごとに和声機能も移ろう。
 右手と左手は音域が近づき、1~4小節でのたっぷりとした広がりから、もっと身軽な響きへ、そして旋律は8小節間流れを止めなかった長いものから、2小節単位の短いものへと、呼吸を変える。

 楽曲を支える基本的なリズムも、それまでの全音符単位のたっぷりしたものから、もう少しだけ個性を主張し始め、バスの動きが2小節単位で、2拍2拍4拍(ターン・ターン・ターアーアーアン※音符で示せないのがもどかしい)というパターンを形作る。それはエンディングまで変わらない。この基本リズムの変化については、何となくではなく、しっかりと意識的に把握した上で弾きたい。

 1~4小節が、草原のような広々とした安定感を感じさせる情景だとすれば、ここではもう少し小さなアングル、たとえば子犬がじゃれていたり小鹿が跳ねていたりと、かわいい「動き」を強調した部分と言えるだろう。
 9、11小節目で、左手が右手音型と同時にその反行型を鳴らすが、その動きを2匹の動物に例えることもできる。10、12小節目では右手が立ち止まり、左手はその周りを戯れるように動き回る。作者がそのようなつもりで作曲したということは、たぶんないだろうが、学習者にとって、音の動きを視覚的なイメージになぞらえるのも、曲の魅力へと気づかせる有効な手立てとなるかもしれない。

*13~16小節
 13小節から14小節にかけて、和声的な緊張(減七の和音)とそこからの開放という形で、曲のクライマックスが形成される。この部分は右手の5指4指でソプラノをキープしたまま、内声部を弾かなければならず、初心者にとっては弾きづらく、そのことばかりに意識を取られがちだが、表現上大切な場面なので、(A・C・Es・G)→(A・C・Es・Fis)→(G・C・E・G・C・E)という和音の形でゆっくりと弾き、その響きと機能感を確かめると演奏表現のために役立つことと思う(個人的にはこの部分が大好きである。13小節最後から14小節頭への移行は、ト長調として見るとドミナンテからサブドミナンテへの弱進行となり、広がり感がある)。

*17~22小節(コーダ)
 16小節の完全終始以降は、曲の余韻を引っ張っている部分。同主短調からの借用Ⅳ度和音の半音下げられた6度音(As)の、半音下のGへと向かおうとする性質と短三和音の響きから、沈みゆく夕日を見ているような気分が漂い、静かに曲が終わる。最後に左手で2回、テーマの反行型が現れるが、海や湖に映った夕日に例えるのも面白いと思う。

ブルクミュラー25の練習曲 New Edition 解説付ブルクミュラー25の練習曲 New Edition 解説付
(2005/12/15)
春畑 セロリ

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