散歩中に見かけて撮影。
思わぬ接写に成功したので、気をよくして動画をアップロード。
実は、撮影の時点で、この蝶の和名を思い出せなかった。
そこで、Mixiにアップして、マイミクさんに教えてもらった。
「モンキアゲハ」
なんとも懐かしい響きだった。
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昔、昔、その昔・・・
まだ僕が義務教育を受けていたころ、
夏休みの自由研究の課題として、昆虫採集を選択したことが一度だけあった。
補虫網を片手に、夏の日差しの下で、来る日も来る日も蝶を追いかけた。
「ナガサキアゲハ」や「アオスジアゲハ」などと並んで、その頃、最も身近に感じていたのが、この蝶だった。
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中学に進学した最初の夏。
「子供から大人への脱皮」を促されるプレッシャーを感じつつ、
来たるべき「未来」を、虹のような眩しさで、あれこれと夢見ていた。
「モンキアゲハ」という言葉の響きから、その頃の様々な思いが蘇ってきた。
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