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 火山灰が成分として使われている石鹸が何種類か出回っている。

 その中のひとつを広告で初めて知った瞬間、

 「桜島の火山灰をどうやって集めたんだろう?」

 と思ってしまった。


 だが、文面をよく見ると、原料は「桜島から降ってきた火山灰」ではなく、「シラス」だった。


 シラスのことを「桜島の火山灰が降り積もってできた」と思っている人もいるようだが、じつはそうではない。

 シラスの層は数十メートル以上、なかには100メートルを超えるものもある。

 こういった巨大なシラスの層は、人類が経験したことのない超巨大噴火により、ほぼ一瞬にして形成されたのである。

 姶良カルデラができたときのことであり、まだ桜島は無かった。

 だから、桜島にはシラスはほとんど見られない。

 錦江湾の桜島以北にあたる「姶良カルデラ」が出来たのは、約2万9千年前のこと。桜島はその南端で、2万6千年前に誕生した。

 その頃の桜島は、現在のような台形の山ではなく、北岳だけの円錐形の山だった。

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 桜島を この角度から見ると分かりやすい(写真をクリックして拡大して見てくださいませ)。右側の奥まっている部分が、その後の新たな火山活動で現れた南岳。

 北岳の形成とは時差が大きく、南岳が出現したのは、4500年前のこと。双子のように見えても、じつは、2万年以上も隔てた難産の末の兄弟なのだ。



 ところで


 「つかってみんしゃい」


  ↑ これ、鹿児島弁だと思ってしまってる人、けっこういるんじゃないですか?

 ちがうんですけどねぇ・・・

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