スーパーやコンビニのレジ前に行ったとき、並んでいる人がいなかった場合、店員さんに対して「こんにちは」とか「こんばんは」などという挨拶が口をついて出る。大抵の人はそれに応えるものだが、1人だけそうでない店員がいた。たまに行くリカーショップの30代と思しき男性。
見たところ、決して内気そうなタイプではない。170センチくらいの、浅黒い顔をしたきちんとした身なりの並以上の良い男である。どんなつもりで挨拶を返さないのかが分からず、最初の頃はちょっとムッとしたものだが、そのうち慣れっこになってしまった。
もしかすると、レジで自分の方から挨拶する客などほとんどいないのかもしれない。マニュアルから外れた行動に出ると、対応しきれない単純君なのかなぁ…、などと思ったりしたが、そのうち、そんなことも考えなくなり、行く度に、反応を期待することもなく、習慣的に「こんにちは」という言葉を口にしていた…、
のである…、が…。
1週間ほど前、その店員の口から「こんにちは」という声を聞いた。ごく普通のことなのだが、彼の口からきこえた「こんにちは」は却って意外に感じた。
「なんやぁ、やればできるじゃないか…」
乾いた気持ちでそんなことを思いながら、別段嬉しく感じることもなく「こんにちは」と返した。
やっぱし、マニュアルからはずれる対応は、難しかったのかなぁ…。
彼がその一言を発するまでに、どのくらい時が経ったか…。半年ぐらいだったような気もするのだが、たぶんそれはこちらが気分的に感じた時間であって、もっと短かったのかもしれない。2〜3ヶ月くらいかな?
ところで、4年前にUターンして以来、道を歩いていて小学生や中学生から挨拶されることが良くあって、そんなときは実に気分が良い。自分が子供のころは、そんなことは無かったので、もしかすると、もしかすると最近は学校でそういう指導をするようになったのかも知れない。そうだとしても、そうでなかったとしても、これは良い傾向だと思う。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://meadowblog.blog74.fc2.com/tb.php/335-5cdfbe2d