たとえば「こわい」という言葉。所が変われば随分と色々に意味が変化しますね。
全国共通後では「怖い」という字を当てて、英語で言うところの“terrible”の意味になりますが、北海道では「具合が悪い」、岩手では「疲れた、しんどい」、長野に行くと「固い」となる。福岡で疲れたことを「こわった」と言うのも、岩手とニュアンスとしては似ているのかもしれません。
「ちょんぼ」と言えば、全国的には失敗やミスのことを意味しますが、岐阜では「髪を結う」という意味になるらしいです。「自分でちょんぼしたの? そのちょんぼゴム可愛いね」みたいな言い方をする。
しかし、岐阜の人も、新潟に行ったときだけは「可愛いちょんぼゴム」と決して言ってはいけません。新潟では、「ちょんぼ」は「男性器」のことを意味しますから…。
その新潟で「しねばいいのに」と言われても逆上してはいけません。「死ねばいいのに」という意味ではなく「しなければいいのに」という意味です。
「しみじみ勉強する」?? ちょっと不思議な感じがしますが、茨城では「しみじみ」は「しっかり」「ちゃんと」という意味です。
富山のある病院でおじいちゃんが、看護婦さんに、
「おら、おちんちんかいて、かたーなって待っとるから」
と言ったらドン引きされたそうです。
「行儀よく座って、お利口にして待っています」
というような意味なんですけどねぇ^^;
その富山では、こんな会話も聞こえてきそうです。
A「ちょっと、てぃっしゅとはんがい持ってきて」
B「はんがい? 何それ?」
A「はんがいちゃ、しゃもじのことやちゃ」
B「へえ!そうなの? わかった!」
B (ティッシュとしゃもじを持ってくる)
A「なにしとんがけ? てぃっしゅやちゃ! てぃっしゅ!ティッシュじゃぁないがやぜ!」
B「??」
富山で「てぃっしゅ」と言えば小皿のことを指しますティッシュとは、イントネーションが異なるらしいです。これは、熊本、長崎の「ばってん」が英語の「but then」から来ているように、英語のdishから派生した言葉です。というのは嘘で、「手塩」という言葉が語源で、それが変化したものらしいです。
佐賀では「はい」という返事を、少し前まで「なあい」と言っていたようです。
〜タバコ屋さんにて〜
都会からの旅行のお客さん
「マイルドセブンください」
おばあちゃん
「なぁい」
お客さん
「ないんですか。がっかり」
おばあちゃん
「なんば言いよらすとね??」
タバコを差し出す。
お客さん
「あれ? あるんじゃん??」
これは津軽弁です。
「か、かきけ」
「く」
全国共通語で、
「どうぞ、柿をお食べください」
「食べます」
鹿児島弁です。
「け、けけけけ」
全国共通後で、
「今日、貝を買いに来い」
たぶん、ご当地の方ならもっと面白い例をたくさんご存知なのではないでしょうか?
不思議です。